今週のポイント
- ユーロドルは2025年5月以来の安値圏。13日夜は1.1190ドル近辺
- フランスの財政不安と、中東情勢の緊迫による原油高が、ユーロ売り・ドル買いの材料
- 金(ゴールド)は12日に下落し、終値は4,171.65ドル。ドル高と原油高によるインフレ懸念が重し
ユーロドル:2025年5月以来の安値圏
ユーロドルは10月13日の夜(日本時間20時50分ごろ)、1.1190ドル近辺で取引されました。ユーロは対ドルで2025年5月以来の安い水準にあります。
ユーロが売られている理由
- フランスの財政不安:格付け会社フィッチが10月12日、フランス政府の赤字削減が進まなければ、格付けの見通しを引き下げる可能性があると警告しました(格付けはA+で据え置き)。2026年のフランスの財政赤字は、政府の見通しでGDP比5.4%です。
- 中東情勢と原油高:10日以降、サウジアラビアのリヤド空港が攻撃を受けたと伝えられ、12日には原油先物が急騰しました。原油高はユーロ圏の景気には重しとされ、リスク回避のドル買いも加わっています。
外為どっとコムの13日の見通しでは、想定レンジの上限を12日の高値1.1217ドル、下限を2025年5月16日の安値1.1131ドルとしています。
ゴールド:ドル高を受けて下落
金(XAUUSD)は10月12日、前日より22.995ドル安い4,171.65ドルで取引を終えました(ニューヨーク時間17時時点)。3営業日ぶりの下落です。ドルの上昇に加え、原油高によるインフレ懸念が売り材料になったとみられています。
今週の注目の発表
| 日時(日本時間) | 国 | 発表 |
|---|---|---|
| 10月14日(水)21:30 | 米国 | 消費者物価指数(CPI) |
| 10月15日(木)3:00 | 米国 | 地区連銀経済報告(ベージュブック) |
| 10月15日(木)21:30 | 米国 | 小売売上高・生産者物価指数(PPI)・新規失業保険申請件数 |
米国のCPIは、利上げの可能性を左右するため、ドルが大きく動きやすい発表です。くわしい予定は経済指標のカレンダーで確認できます。
EAを動かしている人へ
ユーロドルは一方向に下げる動きが続いています。ナンピン型のEAは、こうした一方向の動きで含み損が大きくなりやすいため、最大含み損の推移と、資金に対するロットを確認しておきましょう。
出典:OANDA証券「金(XAU)見通し」(2026年10月13日)、外為どっとコム「ロンドン為替見通し」(2026年10月13日)、みんかぶFX「ロンドン為替」(2026年10月13日)。本記事は情報提供を目的としたもので、売買をすすめるものではありません。


