合同会社パンディングは、パチンコ分析ツール「PachiGraph(パチグラフ)」の操作ガイドを公開しました。PachiGraphは、FXで使われるテクニカル分析の手法をパチンコ向けに最適化し、スランプグラフにローソク足・移動平均線・オシレーターを重ねて、「今この台が好調か不調か」をデータで判断するためのツールです。この記事では、PachiGraphの考え方と、どのような方にどう使っていただけるのかをご紹介します。

PachiGraphの考え方

PachiGraphは「次にいつ当たるか」を予測するツールではありません。パチンコは完全確率で抽選されていますが、短期的には必ず偏りが生まれます。その偏りの中で、今の台がどんな状態にあるのかを数値で把握し、続行するか撤退するかという資金管理の判断を、運や勘ではなくデータで行えるようにすることが目的です。

パンディングはFX自動売買のEAを自社で開発・運用しており、相場をテクニカル指標で読む知見を持っています。PachiGraphは、その投資の視点をパチンコの分析に持ち込んだツールです。

3つの分析機能

パチンコ版ローソク足

大当たりごとに、打ち始めの玉数(始値)、獲得出玉(高値)、投資玉数(安値)、手持ち玉数(終値)を1本のローソク足で表します。出玉の「質」がひと目でわかります。

移動平均線でトレンドを判定

ローソク足が移動平均線(SMA)より上にあれば好調、下にあれば不調と判断します。FXの順張り(トレンドフォロー)と同じ考え方で、打つべき台かどうかを判定します。ボリンジャーバンドや一目均衡表も表示できます。

オシレーターで勢いを数値化

一般的な指標であるRSIに加えて、独自指標のHRIとPEIで台の勢いを数値化します。

  • HRI(Hit Rate Index):直近の実当選確率を理論確率で割った「引きの強さ」の指標です。100を上回ればスペック以上に当たりを引けている状態です。
  • PEI(Payout Efficiency Index):直近の平均出玉を期待出玉で割った「出玉の爆発力」の指標です。100を上回れば期待値を超える出玉が出ている状態です。

使い方の流れ

  1. 打つ予定の機種のスペック(ボーダー、連チャンモード、当選確率、期待出玉など)を「機種プリセット」として登録します。
  2. 日付・台番号・機種プリセットを選んで、新しいセッションを作成します。台番号には店名もメモできます。
  3. 打ち始めの回転数を入力し、大当たりのたびに出玉と状態を入力して「計算」を押します。チャートとオシレーターがその場で更新されます。
  4. チャートを見て、続行するか撤退を検討するかを判断します。

「現在回転数からの距離」では、各テクニカルラインまでの距離が玉数と金額の両方で表示されるため、引き際を感情ではなく数値で決められます。入力を間違えても、直前の履歴を修正・削除できます。

どんな人におすすめか

  • 「ハマっているからそろそろ出るはず」という感覚ではなく、データで判断したい方
  • 収支を記録して、自分の打ち方を振り返りたい方
  • FXや株のチャート分析に慣れていて、同じ視点で台の状態を見たい方
  • 引き際の判断に迷いやすく、損切りの基準を持ちたい方

安心して使える設計

PachiGraphはブラウザで動くため、PC・スマートフォン・タブレットのどれでも使えます。ホールではスマートフォンで入力し、帰宅後にPCでじっくり振り返るといった使い方がおすすめです。暗いホールでも見やすいダークモードにも対応しています。

入力したデータはすべて端末の中で処理され、サーバーには送信されません。データはJSON形式でバックアップでき、スマートフォンの機種変更時にも復元できます。ブラウザのキャッシュを削除するとデータが消える場合があるため、定期的なバックアップをおすすめしています。

料金

ローソク足チャート、移動平均線、RSI/HRI/PEIの表示を含む基本の分析機能は、すべて無料でご利用いただけます。画像解析(OCR)によってデータを自動入力する機能は、有料版で提供しています。

操作ガイドでは、各画面の機能を実際の画面とともに解説しているほか、使いこなすためのTipsやよくある質問もまとめています。まずは無料の基本機能で、「データで判断する」体験をしてみてください。

※本ツールは理論値や過去のデータにもとづいて状態を可視化するもので、収支を保証するものではありません。遊技は節度を持ってお楽しみください。

▶ PachiGraph 操作ガイド
https://panding.info/pachigraph/manual.html