経済指標初心者向け

来週(10/19〜10/23)の主な経済指標とEA稼働の注意点|英CPI・各国PMI・日本CPI

経済指標の記事(FX自動売買トレードガイド)
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  1. 来週の予定
  2. 注目の指標
    1. 21日(水)英国9月CPI
    2. 23日(金)各国の10月PMI
    3. 23日(金)日本9月全国CPI
    4. そのほかの指標
  3. 指標の読み方
  4. 月末に向けて
  5. 今週の米CPIの結果(参考)
  6. EAを動かすときの注意
  7. スプレッドが広がりやすい時間の目安
  8. 指標の前後にEAを止めるときの手順
  9. 冬時間になると指標の時刻も変わる
  10. 出典

この記事の要点

  • 19日は中国の7〜9月期GDP、21日は英国の9月CPI、23日は各国の10月PMIと日本の9月CPI
  • 米国は大きな指標が少なく、23日のPMIとミシガン大学消費者態度指数が中心
  • 指標の前後はスプレッドが広がりやすい。EAを動かすなら時間を確かめておく

来週(10月19日〜23日)に発表される主な経済指標をまとめます。時刻は日本時間の目安です。米国と欧州はまだ夏時間のため、冬時間(米国は11月1日から)より1時間早い時刻になります。発表の時刻と予想は変わることがあるので、当日は経済指標カレンダーで確かめてください。

来週の予定

日付時刻(目安)国・地域指標前回
19日(月)11:00中国7〜9月期GDP(前年比)4.3%
19日(月)11:00中国9月小売売上高(前年比)0.4%
20日(火)15:00英国8月失業率(ILO方式)4.9%
20日(火)18:00ドイツ10月ZEW景況感調査34.7
20日(火)18:00ユーロ圏10月ZEW景況感調査25.8
20日(火)21:30米国9月住宅着工件数(年率)127.5万件
21日(水)15:00英国9月消費者物価指数(前年比)3.1%
22日(木)21:30米国新規失業保険申請件数–
23日(金)8:30日本9月全国消費者物価指数(生鮮食品除く・前年比)1.7%
23日(金)16:30〜17:30ドイツ・ユーロ圏・英国10月製造業・サービス業PMIユーロ圏 製造業52.9/サービス業53.0
23日(金)22:45米国10月製造業・サービス業PMI製造業55.9/サービス業58.8
23日(金)23:00米国10月ミシガン大学消費者態度指数46.3

前回の数値は、ブリオンボールトの「主要経済指標(2026年10月19日〜23日)」の掲載値(修正後の値を含む)です。

注目の指標

21日(水)英国9月CPI

前回は前年比3.1%と、英国の中央銀行(イングランド銀行)の目標の2%を上回っています。物価の伸びが続くかどうかで、ポンドが大きく動くことがあります。ポンドの動きは、ユーロにも影響することがあります。

23日(金)各国の10月PMI

PMIは、企業の担当者に景気の実感を聞く調査で、50を上回ると景気がよい方向にあると読みます。ドイツ・ユーロ圏・英国・米国の順に、夕方から夜にかけて続けて発表されます。ユーロ圏のPMIが予想と大きく違うと、ユーロドルが動きやすくなります。

23日(金)日本9月全国CPI

日本銀行の利上げの時期を占う材料として注目されます。結果によっては、朝の時間帯にドル円が動くことがあります。

そのほかの指標

  • 19日(月)中国GDP:中国の景気の強さを示します。結果によっては、豪ドルなど資源国の通貨と、株価を通じて円が動くことがあります
  • 20日(火)ZEW景況感調査:ドイツの金融の専門家に景気の見通しを聞く調査です。ユーロの材料になります
  • 20日(火)米国住宅着工件数:前回は127.5万件(修正後)。住宅の動きは米国の景気の材料です
  • 22日(木)米国新規失業保険申請件数:毎週の発表で、働く人の状況をすばやく知る材料です
  • 23日(金)ミシガン大学消費者態度指数:前回は46.3。消費者の気持ちと、物価の見通しが注目されます

指標の読み方

為替が大きく動くのは、結果が「よい・悪い」かどうかよりも、「予想とどれだけ違ったか」によります。予想どおりなら、すでに値段に織り込まれていて、あまり動かないこともあります。予想と大きく違うと、発表の直後に一気に動きます。指標の予想は、発表の前日までに各社の経済指標カレンダーに載るので、前回の値とあわせて確かめておくと、動きの大きさの見当がつきます。

月末に向けて

10月末には、日本銀行と米国のFRB(FOMC)の会合が予定されています。来週はその前の週にあたるため、大きな方向は出にくく、指標の前後だけ動く展開が考えられます。会合の日程と内容は、近くなったら改めてまとめます。

今週の米CPIの結果(参考)

今週14日に発表された米国の9月CPIは、総合が前年比3.7%(予想3.6%)、コアが前年比2.6%(予想2.5%)と、予想を上回りました。発表の直後、ユーロドルは1.1200ドルから1.1133ドルまで下がりました。今週の動きはユーロドル週間レビューにまとめています。

EAを動かすときの注意

  • 指標の前後はスプレッドが広がる:発表の数分前から直後は、ふだんよりスプレッドが広がりやすく、取引回数の多いEAほどコストが増えます
  • 値が飛ぶことがある:結果が予想と大きく違うと、価格が一気に動き、注文が思った価格で通らないことがあります
  • ナンピン型は含み損に注意:一方向に動くと、ポジションとロットが増えます。資金に対してロットが大きすぎないか見直しておきます
  • 止めるかどうかは自分で決める:指標の前後だけEAを止める方法もあります。止めたあと、動かし直すのを忘れないようにします

指標の時間は、当サイトのFXニュースのページにある経済指標カレンダーでも確かめられます。EAを止める・動かすを外出先から行うなら、提供ツールのRAPT(スマホからMT4を遠隔操作)も使えます。

スプレッドが広がりやすい時間の目安

来週、スプレッドが広がりやすいのは、21日(水)15時の英国CPI、23日(金)16時30分〜17時30分の欧州のPMI、23日(金)22時45分〜23時の米国の指標の前後です。また、毎朝6時〜7時ごろは、指標がなくてもスプレッドが広がりやすい時間です。取引回数の多いEAを使っている方は、この時間帯の取引の結果を、ふだんの時間帯と分けて見ておくと、コストの影響が分かりやすくなります。

指標の前後にEAを止めるときの手順

  • 指標の時刻を確かめ、止める時間(例:発表の30分前〜発表の30分後)を決める
  • MT4の画面上部の「自動売買」ボタンを押して、EAの新しい注文を止める(ボタンの色が赤に変わる)
  • 持っているポジションをどうするか(そのまま持つか、決済するか)を決めておく
  • 指標のあと、スプレッドが落ち着いたのを確かめてから「自動売買」を押して動かし直す

「自動売買」を止めても、すでに持っているポジションは残ります。ナンピン型のEAは、止めているあいだに新しいポジションを持たないため、相場が戻ったときの決済のしかたが変わることがあります。EAによって止め方の注意が違うので、使っているEAの説明書も確かめてください。

冬時間になると指標の時刻も変わる

米国は11月1日に冬時間に切り替わります。冬時間になると、米国の指標の発表は日本時間で1時間遅くなります。たとえば、来週は21時30分の米国の指標は、冬時間では22時30分になります。欧州は10月25日に冬時間に切り替わるため、10月26日からの週は、欧州と米国で切り替えの時期がずれる点にも気をつけてください。

ご注意

この記事は経済指標の予定をまとめたもので、売買をすすめるものではありません。時刻・予想・前回の値は、発表元や情報源によって変わることがあります。

出典

  • ブリオンボールト「主要経済指標(2026年10月19日〜23日)」(2026年10月13日)
  • ザイFX!「米9月消費者物価指数(CPI)は加速、ドル買い強まる」(2026年10月14日)

数値と条件は、それぞれの確認日の時点のものです。変わることがあるため、最新の情報は各出典で確認してください。

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