この記事の要点
ナンピンとは
ナンピンは、買った後に価格が下がったとき、さらに買い増しをして平均の取得価格を下げる方法です。売りの場合は逆で、価格が上がったときに売り増しをします。
例えば、1.1000で0.1ロット買い、1.0950でもう0.1ロット買うと、平均の取得価格は1.0975になります。価格が1.0975まで戻れば、損益はほぼゼロになります(スプレッドなどの費用は除く)。
マーチンゲールとは
マーチンゲールは、ナンピンで注文を追加するたびにロットを増やす方法です。ロットを増やすほど、平均の取得価格は直近の価格に近づき、少し戻っただけで利益になりやすくなります。
ロットを決まった倍率で増やすもの、決められた規則で増やし方を変えるもの(変則マーチンゲール)など、いくつかの種類があります。
リスク:一方向に動き続けると含み損が急に大きくなる
相場が戻らずに一方向へ動き続けると、建玉とロットが増えるため、含み損は加速度的に大きくなります。口座の資金で耐えきれなくなると、強制ロスカットで大きな損失が確定します。
当サイトのデモ口座でも起きています
ナンピン型のPEGASUS FX 2.3(推奨資金100万円・初期ロット0.2)は、2024年5月からの運用で「全損」が2回(2025年7月29日・2026年1月27日)ありました。期間中の最大含み損は6,277,423円で、推奨資金の627.7%です(デモ口座。2026年10月12日取引分までの値)。
数字はすべて運用実績で公開しています。
ナンピン型EAを使うときの考え方
- 利益だけでなく、最大含み損と全損の回数を必ず見る
- 推奨資金に対する初期ロットを守る(資金に対してロットを大きくしない)
- 大きな経済指標の発表前後など、相場が急に動きやすい時間を把握しておく
まとめ
ナンピン・マーチンは、小さな利益を積み重ねやすい代わりに、まれに大きな損失が出る仕組みです。成績を見るときは、累計の利益と同じくらい、最大含み損に目を向けてください。


